前回に引き続き、テレビCMの効果を予測する際に重宝する、都道府県別の テレビの視聴人数 (市長会濃人数:個人全体、4歳以上)の一覧という 、超便利データをUPしておこうかと思います。(自分の忘備録みたいなものだったりしますが・・・)
1GRPで何人見たことになるのか?
前回は、視聴率1%やテレビCMの出稿量が世帯GRPで1%あたりで何世帯が視聴したかを計算するために、都道府県毎の世帯数や地デジ視聴可能世帯の割合を一覧表にしてみました。
今回は、世帯視聴率1%やテレビCMの出稿量が世帯で1GRPの場合、いったい何人の人がテレビやテレビCMを見たことになるのかや、個人視聴率1%やテレビのCMの出稿量が個人で1GRP(TRP)の場合、いったい何人がテレビやテレビCMをを視聴したことになるのをを計算するために、都道府県毎の人数(4歳以上の個人全体)を一覧表にしてみました。
ひらたくいうと、
視聴率1%や、CMの出稿量1GRP/TRPの際に、何人が見たことになるのかを、簡単に計算するための基礎データ(一覧表)です。
世帯から個人に数値を変換しよう。
この数値を利用する際に注意しないといけないのが、世帯GRPから視聴人数(個人)の計算を仕様とする際は、世帯GRPから個人GRPに数値を変換しなければいけないということです。
理由は、ある世帯が「見ていた」としても、その世帯の人みんなが見ていた訳ではないからです。※お父さんだけしかみていなかったとか、4人家族で2人しか見ていなかったとか。
という訳で、一般的な下記に変換率と変換例を記載しておきますので、参考になればと思います。
世帯GRP ⇒個人GRP/TRP変換率(全日型) | 0.49倍 | 例)世帯GRP1000% =個人GRP/TRP = 490GRP |
テレビの視聴人数 の一覧(その①)
では早速、都道府県毎のテレビ視聴可能人数(4歳以上)の一覧に移りたいと思います。
注意①)地デジの普及率のデータが少し古いのですが、地デジ視聴可能人数で絞りたい場合は、地デジ普及率を掛け合わせてご利用ください ※最新のデータをお持ちの方はそちらを利用ください(そして、、ぜひ教えてください!!)。
注意事項②)下記の一覧表で計算する際に注意事項があります。関東エリア、関西エリア、東海エリア、北九州エリアは、複数県をまたいで放送しているので、放送エリア単位で計算したい場合は、放送エリアの当道府県の数値を足して利用ください(エリア毎の放送局一覧表は、また別の機会に作成するかも・・・)。
・ | 都道府県 | 個人全体(4歳以上) | ※地デジ世帯普及率 | 世帯数 |
・ | 全国 | 118,873,400 | 94.9 | 53,331,797 |
01 | 北海道 | 4,976,100 | 92.2 | 2,438,206 |
02 | 青森県 | 1,182,800 | 90.8 | 509,241 |
03 | 岩手県 | 1,159,800 | 93.3 | 489,383 |
04 | 宮城県 | 2,177,400 | 90.7 | 942,569 |
05 | 秋田県 | 920,000 | 95.1 | 387,392 |
06 | 山形県 | 1,019,300 | 94.8 | 392,288 |
07 | 福島県 | 1,741,500 | 93.9 | 730,013 |
08 | 茨城県 | 2,695,000 | 92.2 | 1,122,443 |
09 | 栃木県 | 1,822,000 | 96.3 | 761,863 |
10 | 群馬県 | 1,829,100 | 93.7 | 772,014 |
11 | 埼玉県 | 6,924,400 | 95.1 | 2,967,928 |
12 | 千葉県 | 5,903,500 | 97.2 | 2,604,839 |
13 | 東京都 | 13,184,100 | 95.4 | 6,690,934 |
14 | 神奈川県 | 8,672,400 | 94.7 | 3,965,190 |
続いて、後半部分のデータです。