《保存版》視聴率やGRP1%の 視聴人数 について

今回は、テレビCMを放送する際の発注単位として用いられる「世帯視聴率」による 世帯GRP (Gross Rating Point)や、「ターゲット視聴率/個人視聴率」によるTRP/個人GRP という単位についてや、TVCM の 視聴人数 について、そして、1人あたりの到達単価やCPM について書いてみます。

GRP とTRP とは何か

以前にも少し書きましたが、 テレビCM の出稿量を表す単位として、昔から使われている世帯視聴率による「GRP」(延べ視聴率/Gross Rating Point)と、最近使われるようになった「ターゲット視聴率/個人視聴率」による「TRP」(ターゲット視聴率/個人GRP/Target Rating Point)というものが利用されています。

これは、テレビの視聴率を積み上げた数値で、テレビCMが流れた時間帯の視聴率の合計数値と考えてください。

※個人視聴率/世帯視聴率についてはこちら(↓)の記事を参照ください。


視聴率1%の 視聴人数 は?

では、視聴率10%の番組は、何人の人が見たことなるでしょうか?

下記に「世帯視聴率」及び「個人視聴率」別に、視聴率1%あたりの 視聴人数 / リーチ数を記載しておきます。 


テレビ視聴可能世帯数/人数(2017)※ビデオリサーチのデータを参照

※世帯数世帯数1%あたり
関東地区18,567,000185,670
関西地区7,159,00071,590
名古屋地区3,915,00039,150
《世帯視聴率》
※人数4歳以上人口1%あたり
関東地区40,818,000408,180
関西地区15,738,000157,380
名古屋地区9,249,00092,490
《個人視聴率》

最近のテレビ番組の視聴率ってどれくらいなのでしょうか?イメージが湧きやすいように、最近の番組の視聴率から視聴世帯数& 視聴人数 を計算してみました。

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