「21世紀型マーケティングの手法と視点」というセミナー
今日は「21世紀型マーケティングの手法と視点」という、JMA(日本マーケティング協会)さんが主催するセミナーに行ってきましたので、そのときのメモベースで、ポイントを紹介していきたいと思います。
ここ数年、JMAさんが、旧来のマーケティング領域から、最新のマーケティング領域まで守備範囲を広げようと、アグレッシブになっている印象があり、今回のセミナーも、そのような意気込みを感じるものでした。
内容的には、リサーチの新しい形(マイクロリサーチ、リアルとネットの融合、感性領域)、ID-POSによるビッグデータにより実査しないで調査する方法、MKTG(マーケティング)3.0型施策(コミュニティ、アンバサダー)といった内容を、6社のプレーヤー企業の担当者を招いてプレゼンしてもらったという感じでした。
その内容を、私のメモ的なレベルのものになるのですが、記載していきたいと思います。
本日は、最初に登壇された、私もよく利用させていただいている「MAPS(マーケティングアプリケーションズ) ※旧ボーダーズ」さんのお話からです。
『2020年ネットリサーチはこう変わる』(MAPS:マーケティングアプリケーション)
話題①
「スマホ」の「ネットリサーチへの影響」
⇒ 10&20代のモニタ数減少⇒ピーク時の28%Down
一方、「マイクロサーベイ」というものが出てきた。
・GCS:グーグルのマイクロサーベイ
⇒ 設問10問まで。
⇒ 登録モニターでなく、Webを徘徊している人の声を聞ける
ex.どんなものなのか、実際に試してみた。
⇒ 30s、3問、$30 で試してみた。
↓
利用してみた印象
ポジ面)
・GoogleのツールなのでUIが良い。
・対象者の条件に、Webの行動/利用履歴からターゲットを抽出できる。
ネガ面)
・回収期間が長くかかる
・10問しか設問が出来ないこと
↓
上記に対するGoogleの説明
・10問以上になると、回答者が疲れる
・Googleのオーディエンスデータを使うのが良い(プレミアムモニタ)
・長い設問が必要な場合は、何度かに分けて調査して、あとでまとめれば良いじゃん
話題②
「スマホ」の「ネットリサーチへの影響」
⇒ ネット&リアルの融合
「ポケモンgo」が社会現象に。
⇒ ARによるネットとリアルの融合
⇒ 地図情報との連携によるネットとリアルの融合(ポケストップ、ジム、モンスターの出現ポイント)
ex.「auマチモニ」(コロプラ×au)
⇒ 店舗に行って、シートを写すとアンケートが飛んでくる。
ex.「トレンド」という、この前まで提供していたサービスについて
スマホにアプリを入れて、家計簿をつけてもらうサービス。
⇒ 実購買者に、購入したタイミングでアンケートをとることが出来る。さらにチャットが出来る。
話題③
グローバル
テクノロジーの進化)
SOA(サービスオリエンテッド・・・ 社内連携)という話が以前あった
↓
Web APIへ(社外連携へ)
リサーチの構造変化)
今まではグローバルな調査会社に依頼、もしくは自分で探して依頼していた ⇒莫大な時間とコストがかかった。
↓
今、各国のローカル調査会社をつなぐプラットフォームが出来てきた(各社を繋ぎこむ)
↓
今までは大手しかできなかった。
これからは、グローバルのプラットフォーマーや、DIYツールへ。
⇒ スピードが早くなる&コストが安くなる
本日はここまで。 次回は2番目に登壇された、「調査票のいらない調査」GMOリサーチ 工藤さん の講演内容のメモをUPしたいと思います。
では!
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