最近、Facebookを見ていると「伝統サポーターズ」のFacebook-ADをよく見るようになりました。
これは、職人・作り手を月々500円から応援できるというもので、応援金額に応じて、作り手から感謝の品が届くというものでした。 私の出身県の作家の方も参加されていて、ステキな陶器を作られていたので、サポートする感じで、サイトを見ておりました。
でも、、、、「※年間契約です」。。。という文字を見たとき、我が家の家計がそれ許さないという現実にぶち当たり、その気持ちを保留中です。
こういうサイトやしくみで、地元で頑張っている人たちを知ることが出来て、しかも支えることができて、つながることが出来るのって、ちょっと嬉しい気がします。
このサイトを見て、新日本フィルの「パトロネージュ・システム」を思い出しました。
このシステムも、企業や個人が会員となってオーケストラを支えていくというものです。私は、数年前にちょっと縁がありまして、この個人会員に数年入らせていただいたのですが、その時見た姿がとても印象的でした。
この個人会員は年会費1万円で、新日本フィルの定期公演のリハーサルのチケットが送られてきます。だいたい月に1回くらい見に行ける感じですが、、、、いかんせん平日の午後です。うまく時間が取れたときだけ聞きに行ったのですが、行ってびっくりしました!! なんとホールが満席なんです。しかも、年配の方々がびっしりで、熱気ムンムンです。 なんか、愛されてるなあ=、このオケっていう雰囲気で良い感じでした。
運よく、何回か小澤征爾さんの指揮のリハーサルを見ることができました。それは、もう凄いもので、演奏をする毎に、まるで魔法にでもかかったかのように音楽が生まれ変わっていきます。音楽の神様が降りてきた。。。と思わず思ってしまう体験でした。
ちょっと話はそれましたが、、今回の2つの話で思ったことが、昔は芸術家を貴族等がパトロンとなって支えていたのですが、今はみんながパトロンとなって育てていく時代なのかもしれない、ということです。
素晴らしい、文化・芸術がどんどん育っていくと良いですね!
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『パトロネージュ・システム』&維持会員・新日本フィルを支えるすみだの会 個人会員
月々500円から職人・作り手を応援できる「伝統サポーターズ」